明石市立天文科学館 子午線 日本標準時
日本の標準時(中央標準時)の基準となる子午線として明治19年勅令第51号「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」(1886年)で定められた東経135度の経線です。
時間の都合で一部だけですが、その子午線にあるものを辿ってみました。
東経135度日本標準時子午線の真上に位置する郵便局です。
明石子午線郵便局🏣
郵便局の駐車場の子午線
郵便局の歩道の標柱
明石子午線郵便局の風景印(消印)です。
マンホールと同じデザイン。
マンホールです。
色が付いたマンホール…
さらにカラフルなマンホールがありました。
子午線の駅
近畿の駅百選に認定されています。
プラットフォームに子午線があります。
1991(平成3)年に、山陽電鉄の高架にともなうプラットホーム完成にあわせて引かれました。東経135度子午線と交差する鉄道は、日本海から明石市まで7線ありますが、プラットホームに子午線が交差しているのは、人丸前駅だけです。
時と宇宙の博物館 明石市立天文科学館
天文科学館の高塔 1960(昭和35)年建設。
宇宙や天文学をテーマとした博物館です。
現存する天文科学館の中では、日本で最初に竣工されました。
「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」などの作品で知られるマンガ家 松本零士さんが、子どもの頃、この天文科学館に来て、星や宇宙に憧れたそうです。
可愛い車🚙
漏刻(ろうこく)が設置されています。
水時計は、容器に水が流入(流出)するようにして、その水面の高さの変化で時をはかる時計のこと。東洋(中国由来)のものは漏刻ともいいます。西方のものはクレプシドラ(clepsydra)ともいいます。砂時計のような、点滴式のようなものもあります。
天文科学館玄関前の路上の子午線
1998(平成10)年、震災復旧工事の周辺整備によって完成。
天文科学館のライトアップ。
ハロウィンかぼちゃ🎃可愛いです💕
日本標準時 子午線通過地の標柱
明治17年(1884年)、ワシントンでの万国子午線会議で世界の標準時の取り決めが行われました。日本ではこの決定に基づいて東経135度の子午線上の時刻を日本標準時として使用することになりました。この標柱は、明石郡小学校の先生方が給料を割いて建設したものです。
陽が暮れてしまってから立ち寄ってみたので、写真も暗くて分かりづらいですが、左から
天文科学館の形をしてた子午線交番(大蔵交番)
日本標準時 子午線通過地の標柱
右側に天文科学館の時計も見えています。
子午線交番の看板
中崎公園前「刻」モニュメント
1989(平成元)年に、明石子午線クラブが結成25周年と市制70周年を記念して建てられました。
ライトアップなどはされていませんでした。
中崎公園のトンボの標識レプリカ
1984(昭和59)年、市役所玄関前に建てられたものですが、1990年に市役所前の駐車場建設のため中崎公園に移動しました。
刻のモニュメントの左側の通路から海岸の方に向かって歩くと、右手にトイレ🚾🚺🚹があります。
そのトイレの裏に屋根付きのテーブルとイスのある休憩所があります。
その休憩所の一角にありました。
夜で暗かったので、ちょっと探しましたが…見つかりました(^^♪
中崎公園からライトアップされた明石海峡大橋。
あれ?なにか…忘れてるような(´・・`)?
と思ったら、天文科学館のトンボの標識!!
泣くに泣けません、、、。
今回は、時間の都合で一部しか巡ることができませんでした。駅のプラットフォームも行けませんでしたが、また今度、子午線巡りいたいと思います。