侍、カラス天狗や宇宙人?まで?。かわいい羅漢、おもしろい羅漢、千二百羅漢。京都嵯峨野めぐり愛宕念仏寺。さくら、そうだ 京都、行こう。
やって参りました嵐山通り過ぎての
嵯峨野めぐりの始発点、1200羅漢の愛宕念仏寺。
続いております「さくら、そうだ 京都、行こう。」
強行スケジュール。
ブログタイトルに在ります様に、
ユニークな羅漢様がいっぱいと評判の愛宕念仏寺。
目次
京都 紅葉の名所でもありますよ。
山門
江戸中期の建物
仁王像(金剛力士像)
山門をくぐると、左に寺務所があり、拝観料300円納め境内へ。
階段で本堂まで登ります。
階段入り口から、数体の色んな羅漢様が。
見上げる地蔵堂
羅漢洞お堂の屋根に積もった雪・・・ならず
屋根に積もった紅葉・・・綺麗
三宝の鐘
三鐘の釣り鐘の音で仏法僧の心を伝える。
珍しい鐘桜と黄金の3つの釣鐘
黄金の3つの釣鐘は三角を描くように鳴らすと
3つの鐘音が合わさる瞬間もあり、独特の音色を奏でます。
ふれ愛観音堂・絵馬堂
手で触れられる事を喜んで下さる観音様。
自由に触れ心の目と手で触れれば心身の痛みを癒して下さる。
仏像は約二千年前から造られ、
目の見える人が造り、目で拝んできました。
この仏像は歴史初、目の不自由な人達も、
仏との縁を結んでもらうよう生まれた観音様。
地蔵堂
火除地蔵菩薩坐像
「延命地蔵さん」とも。
毎月24日の縁日に法要が営まれる。
平安時代より、愛宕本地仏 火除地蔵尊とし、
京の都を火災から守る、お地蔵様。
古来より伝わる火難除け「火之要慎」の御札で知られる。
本堂
国指定重要文化財。
本堂(重要文化財)は鎌倉中期の再建によるもの、
大正11年(1922年)に堂宇の保存のため、嵯峨の地へ移築。
本尊「厄除千手観音」
国指定重要文化財。
(十一面千手観世音菩薩)
本堂からの紅葉と羅漢。
多宝塔
羅漢に囲まれ説法する姿で祀られた石像お釈迦様。
左は伝教大師像。
廃寺同然を、醍醐天皇の命により
天台宗の千観内供(伝燈大法師)が復興
愛染橋
多宝塔に右に架かる橋。
橋を渡り階段上に黄金に輝く菩薩様が見えます。
虚空蔵菩薩
宇宙から無限の福徳と財宝を授ける。
虚空蔵菩薩様がご覧になられている景色。
千二百羅漢
愛宕念仏寺は、もともと五百羅漢でしたが
昭和56年、寺門興隆を祈念、一般参拝者がお寺の復興を祈念し
心を込めて彫った羅漢七百羅漢を追加し、平成3年、千二百羅漢に。
「千二百羅漢落慶法要」を厳修。
釈迦の涅槃時に立ち会ったとされる
羅漢(釈迦の弟子。悟りを開いた高僧)が五百人で五百羅漢。
その百年後に七百人の羅漢達が結集し、
教えを正しく伝えるために勉強会を開いたといわれる。
苔寺ならぬ、苔地蔵ならぬ、苔羅漢さま。
烏天狗や数珠、教本を持っていたり、
ヘッドホンを付けて音楽を聴いていたり、
眼鏡をかけた羅漢さまや、カメラを持ってたり、
どう見ても人間とは思えない、宇宙人の様な?
つぶらな瞳に、なぜか1円玉・・・。
日本刀を持つ(竹刀かも?剣道?)侍のような羅漢様。
ネコを万歳させる、かわいい羅漢様。
羅漢洞
先代 西村公朝住職
僧侶、仏師、東京芸術大学教授
三十三間堂の千一体の仏像群のうちの600体、
広隆寺 弥勒菩薩、東寺 焼け仏などの修復。
十大弟子像、蓮華蔵世界を描いた天井画など。
この日は、
織葉 曼荼羅の世界展2018秋「Dream」
11月3日~28日 開催されてました。
※このイベントは終了してます。
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苔も紅葉も、羅漢様の一部の様で
幻想的で風情ある千二百羅漢の寺、
愛宕念仏寺でした。
機会があれば、是非、訪れてみて下さい。
さくら、そうだ 京都、行こう。シリーズ
このあと、まだまだ続きます。
愛宕念仏寺((おたぎねんぶつじ)愛宕寺)
山号 等覚山(とうかくざん)
〒616-8439
京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
http://www.otagiji.com/
075-865-1231
8時から17時まで(閉門 16時45分)
拝観料 300円
アクセス
JR京都駅、四条河原町・三条京阪、阪急嵐山駅より
京都バス「愛宕寺前」下車すぐ
京都府道137号沿い
参拝者用、駐車場あり。
読んで下さり感謝です。